Blog
ブログ

頑張って磨き過ぎていませんか?

| 予防歯科

こんにちは!

神戸市東灘区 のだ歯科医院 歯科衛生士の大原です。


緊急事態宣言がようやく解除されましたね(^^)しかし油断は禁物なので、今後も気を緩め過ぎず、感染予防を継続しましょう!!


今日は、オーバーブラッシングのお話をさせて下さい。


オーバーブラッシングとはブラッシングを過度に行うことです。

結果として歯茎が下がってしまったり、歯の根本の部分が欠けてしまったり、歯茎を傷つけてしまう事があります。


また、過度にブラッシングを行ったからといって、必ずしもプラークが適切に除去されているわけではありません(>_<)


オーバーブラッシングの兆候

①全体的に白い歯肉

②歯肉退縮

③クレフト

④擦過傷

⑤フェストゥーン



お口の中はこの様になっていませんか??是非鏡でチェックしてみてください。


気をつけて頂きたい事

①ブラッシング圧

100200g程の圧で磨く

(ハブラシを歯面に当てて毛先が開かない程度)


電動ハブラシや、音波ブラシを使用されている方も強く当て過ぎないように注意が必要です。


②ハブラシの種類

硬めのハブラシを使用していると、圧が良好であっても、刺激が強くなりやすいです。

ふつう〜軟らかめのハブラシを使用しましょう!


③ブラッシング時間

1回のブラッシングにかける時間も大切なポイントです。1回に10分以上かける長時間のブラッシングは、テレビを観ながらなどの無意識下で行われることが多く、ブラッシング圧が強くなってしまったり、磨きやすいところを繰り返し磨くため磨き方にムラが出やすくなったりします。


ブラッシングの時間は、35分程度を目安に一本ずつ意識をして磨くようにしましょう。(これは、28本ある口腔内を全顎磨く為にかかる時間です。残っている歯の本数によって時間は変わります。)


④ハブラシの交換時期

ハブラシが12週間で開いてしまう、という方は要注意です!また毛先の開いたハブラシを使用していると、当てたいところにブラシの毛が当たらず、歯茎を傷めてしまうことがあります。


ついつい、まだ使えると思い、長く使用してしまいがちですが、毛先が開いた歯ブラシと新しい歯ブラシの汚れ落ちの違いを比較すると、約4割も清掃率がダウンするそうです。効率よく歯垢を除去するためにも、ハブラシ交換デーを決めておき、こまめに交換しましょう!





オーバーブラッシングにより、審美性が損なわれたり、知覚過敏などのトラブルが起こることは少なくありません。

のだ歯科医院では、兆候がないかのチェックや、ブラッシングの仕方、ハブラシの提案などをさせて頂いております(^o^)


このブログを読まれた方は日常のブラッシングに是非とも注意してみて下さいね♪♪



記事一覧へ戻る