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唾液のお話し 2

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こんにちは、神戸市東灘区のだ歯科医院 歯科衛生士の島田です。コロナウイルスによる緊急事態宣言解除から2週間が経ちましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

 普段の日常に戻りつつありますが、今後とも手洗い、うがい、マスク着用頑張って行いましょうね!


 以前「唾液 1弾」で唾液の大切さのお話をさせて頂きました。唾液が少なくなると口の中に炎症が起きたり、虫歯のリスクが上がったり、味覚、食事、会話などに障害が出るなどの不具合が生じます。

 そこで今回は「唾液 2弾」として唾液の分泌量を高めることについてお話しさせて頂きます。


     「   唾液   

〈第2弾〉


【唾液の役割】

唾液の役割には7つの作用があります。


【唾液を出しやすくする為に】①~


 マッサージ

 唾液の分泌を促すためには唾液腺のマッサージが効果的です。唾液を分泌する大唾液腺を刺激することで分泌を促します。



②運動

 顔の筋肉や舌の筋肉を動かし刺激することで唾液の分泌を促します。口の運動や舌の運動をそれぞれ5~10回づつで1セットとして一日数セット行います。


口の運動:「ウー」「イー」と口を大きく動かして発音する。


舌の運動:あっかんべ〜 や、口唇をぐるりと大きくゆっくり舐める。



③よく噛む

 噛むことによる刺激で唾液が分泌されます。


★130回噛んで飲み込む

 食物に含まれることが多い農薬や添加物などの発がん性物質は口を通して体内に運ばれます。しかし、唾液の中にはこれらを無毒にする成分が含まれており、唾液と発がん性物質を含む食材を30秒間口の中で混ぜ合わせると、その多くは無毒になります。


キシリトールガムを5分噛む

 ガムを噛むことによってリラックス効果が得られたり、緊張と暖和のメリハリがつくなど唾液分泌を促す作用が得られます。ただ、ガムを噛み過ぎるといつも噛んでないと口が寂しくなって常に噛まずにいられなくなったり、歯に負担がかかり、歯の破折の原因にもなるので注意して下さい。



④水分補給

 唾液成分の約99%が水です。唾液の原料として水を意識して摂取しましょう。ただ、摂取し過ぎて水分摂取過多になると電解質を失うので疲れやすくなったり、浮腫んだりします。



 五感を意識する

 これについては次回、第3弾でお話します!乞うご期待。



 唾液の分泌を維持する為にも口の中の健康を維持する事が大切です。ケアさせて頂きますので、ぜひ御来院ください。

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