唾液のお話し3
2020/08/06 | 未分類
こんにちは神戸市東灘区 のだ歯科医院 歯科衛生士 島田です
以前、「唾液のお話し<第1,2弾>」で唾液の役割、大切さ、分泌量を増やすのによいことについてお話しさせて頂きました。今回は第2弾の続きで唾液の分泌量を増やすために五感を意識しましょうというお話です。


「唾液」
<第3弾>
唾液は食欲がそそられることによって分泌され、その食欲は五感が刺激されることによって起こるため唾液の分泌と五感には大きな関係があります。
では、五感によって食欲が刺激されるとはどのようなことを指すのでしょうか。
★聴覚
3分間クッキングを消音にして見てみると美味しさ半減!
焼く音「ジュワ〜‼︎」切る音「トントントン」など聞くと食欲がそそられませんか?
★嗅覚
鼻が詰まっている時に何を食べても美味しく感じにくい!
焼肉屋さんの近くでいい匂いがしてくると、見てもないのに「美味しそう〜」と思いませんか?
★視覚
散らかったテーブルで、タッパに入ったまま食べるより、素敵なテーブルの上で素敵なお皿、盛り付け、彩り…食欲がそそられますね。
★味覚
何十分も置かれ伸び切って汁も無くなったラーメンより、アツアツの出来立てラーメン!同じラーメンでも味が変わって思えますね。
★触覚
日が経ち過ぎたボソボソのリンゴより、もぎたてのシャキシャキしたリンゴの方が美味しく思いませんか?


こういう五感を日常の中で意識して食すると脳に刺激が行って唾液の分泌量が増えます。唾液の分泌量が増えると消化も良くなり栄養吸収力も上がり、体にとって良いことづくめです。
唾液の分泌量を高める為にも、日常的に五感を大事にしましょう。
身体の健康を維持するためにも口腔内の健康維持は大切です。患者さまひとりひとりに最適なメンテナンスをさせて頂きますのでぜひご来院下さい。