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お子様の歯磨きについて〜学童期(6〜12歳)〜

| 小児歯科

こんにちは!

神戸市東灘区 のだ歯科医院 歯科衛生士の川田です!


すっかり肌寒くなり、秋の訪れを感じますね(^^)


先日は幼児期のお子様の歯磨きについて書いたのですが、今回は学童期(612歳)のお子様の歯磨きについてお話をさせていただきます!


小学校に入学する前後から大人の歯が生え始め、乳歯から永久歯へと生え変わっていきます。

6歳頃に乳歯の奥歯の更に奥から生えてくる第一大臼歯(6歳臼歯)は、形が大きいため生え終わるまでに時間がかかるので虫歯にならないよう、念入りな歯磨きが大切です!




◆大人の歯が生える途中◆

生えてすぐの歯は組織としては未完成でとてもむし歯になりやすいのです(><)

この時期は特に念入りに歯を磨き、唾液の中から、カルシウムとリン酸を取り込んでエナメル質を丈夫にしていきましょう!!

歯磨きの時には、フッ素入りの歯磨剤を使うことを忘れずに⭐︎


◆歯と歯茎の境目にプラーク(歯垢)がある◆

プラーク(歯垢)は、たくさんの細菌の塊で、むし歯だけではなく歯周病の原因にもなります。

はじめはプラークの中の細菌が出す毒素によって歯肉が炎症して腫れる歯肉炎になります。そのまま放置しておくと、歯を支える歯槽骨が溶けてしまう歯周炎へと悪化します。これらを総称して歯周病といいます。

歯周病と聞くと、大人がかかる病気のイメージがありますが、実際は子どもでも歯肉炎にかかります。乳歯で67ヵ月頃、永久歯で67歳頃の歯の生え始めの時期にブラッシングが不適切だと、プラークが原因で萌出性歯肉炎にかかることがあるので注意が必要です!




むし歯になっていないか?歯茎の状態は問題ないか?などご自宅ではわかりにくいと思いますので、ぜひのだ歯科医院にご来院ください(^^)


生涯にわたって私たちの健康を支える大切な永久歯を毎日の歯磨きで丈夫な歯に育てましょう⭐︎⭐︎⭐︎



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