Blog
ブログ

成人期男性の方のお口の中について

| 歯周病



こんにちは!

神戸市東灘区 のだ歯科医院 歯科衛生士の川田です!


寒くなったり暖かくなったりと気温の変化が続きますね。


今回は、男性の成人期のお口の中についてお話しさせて頂きます。


仕事や家庭、社会活動など多忙な日々を送る働き盛り世代の男性は、特にお口のケアが大切です。成人男性の半数が罹患していると言われる歯周病は糖尿病や心臓病、脳血管疾患などとも関係のあることが近年の研究でわかっています。

歯ブラシで、細菌の塊であるプラーク(歯垢)を取り除くことが、むし歯予防にも歯周病予防にも効果的です。

毛先の届きにくい、歯と歯の間には通常の歯ブラシに加え、デンタルフロス、歯間ブラシの使用をおすすめします。力を入れてブラシを当てるのは禁物ですので、力加減がよくわからない場合や歯間ブラシのサイズわからない場合などございましたらのだ歯科医院へぜひご来院ください患者様一人一人に合ったものをご紹介します!



◆歯の根が出てきている◆

歯周病が進行すると、歯を支えていた骨が溶け、歯肉も退縮して歯の根が露出してくることがあります。歯の根は、噛む面に比べて柔らかい組織なので、むし歯になりやすく「根面う蝕」と呼びます。

また硬い歯ブラシを使ったり、強い力でごしごしみがいたりすると組織が柔らかいので容易に擦り減ってしまいます。

むし歯にしないように、しかも擦り減らないようにみがくコツは、柔らかめの歯ブラシで歯を一本ずつ磨くことです

しみるなどの症状がある場合は、知覚過敏の可能性がありますので、歯科医院の受診をお勧めします。



◆糖尿病にかかっている◆

糖尿病があると、歯周病関連細菌により感染しやすくなり、炎症により歯周組織が急激に破壊され、歯周炎が重症化していきます。歯医者さんでプラーク(歯垢)の取り除き方の確認を行いましょう。プラークを取り除くことで糖化ヘモグロビン(HbA1C)の改善がみられる研究成果も発表されています。



◆喫煙している◆

喫煙する人は喫煙しない人よりも歯周病にかかりやすいというデータがあります。

タバコに含まれる化学物質が、歯茎からの出血を抑えたり、歯ぐきを硬くすることで症状に気づきにくくなること、末梢血へ影響し歯周病の治り方が悪くなること、これらの理由により歯みがきの効果が上がらない危険性があります。



このように、お口の中の状況は身体との関連が深いのです。歯科医院は、歯が痛くなったら行くという方も多いかと思いますが、わからないことの相談での来院でもかまいません(^^)

ぜひのだ歯科医院へご来院ください。



記事一覧へ戻る