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下がった歯茎は戻らない?

| 歯周病


こんにちは。神戸市東灘区のだ歯科医院、歯科衛生士の大原です。


桜の蕾も膨らみ、だんだんと春めいてきましたね。


今回は、患者様からよくご質問頂く、下がった歯茎は戻らないのかという質問についてのお話をさせて下さい。


結論から言いますと、一度下がってしまった歯茎は自然に戻ることはありません!




歯が長く見えるなど、見た目上の問題だけではなく、放っておくと徐々に進行し、歯を失う可能性や、露出した歯の根の部分は虫歯になりやすかったり、しみる症状が出やすかったりしします。


歯茎が下がってしまう原因は様々で、


歯周病の進行によるものだったり、矯正治療によるもの、食いしばり、歯ぎしり、噛み合わせによる力のかかりすぎ、歯ブラシの圧が強すぎる、歯の位置が外側に位置しているなどが挙げられます。


原因が何によるものかが分かれば、これ以上進行していかないように、対策はできます。


また、下がった歯茎に対する治療法がないのかと言うと、外科的な治療により歯茎を移植するとができます。

移植元となるのは主に上あご(口蓋)の歯ぐきで、具体的には上の奥歯の裏側あたりから健康な歯ぐきを一部取り出し、不足した歯ぐきの部分に移植します。




移植してもすぐに歯ぐきが下がってしまうのではないかと心配される方がいらっしゃるのですが、硬くて丈夫な歯ぐきを移植するため、薄い歯ぐきに比べ、今後歯ぐきは下がりにくくなります。


術前



術後



ご興味のある方は是非、ご相談下さい(^^)



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