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女性成人期のお口の中

| 予防歯科



こんにちは!

神戸市東灘区 のだ歯科医院 歯科衛生士の川田です!




今回は、女性の成人期のお口の中についてお話しさせて頂きます^_^


仕事や家事など多忙な日々を送る方の多い世代です。成人の半数が罹患していると言われる歯周病は糖尿病や心臓病、脳血管疾患などとの関係も深くあると近年の研究でわかってきています。




歯ブラシなどで細菌の巣であるプラーク(歯垢)を取り除くことでむし歯や歯周病の予防となります!

毛先の届きにくい歯と歯の間、歯と歯茎の境目は通常の歯ブラシに加え、ブラシが一束だけのワンタフトブラシやデンタルフロス、歯間ブラシの活用がおすすめです⭐︎

ただし、力を入れて歯ブラシを当てるのは禁物ですのでご注意ください!


◆親知らずが生える途中である◆

18歳頃から生えてくる親知らず(第3大臼歯)は個人差が大きく、生え方も千差万別です。斜めに生えたり、半分だけ顔を出した状態が長く続いたりなど歯みがきしづらいためむし歯になりやすい他、周りの歯肉が感染して「智歯周囲炎」を引き起こす場合もあります。



また、妊娠中の場合、つわりや体調の変化などで歯みがきがしにくくなり、プラークコントロールが悪くなることがあります。

妊娠出産期には女性ホルモンが急激に増えることから、女性ホルモンを栄養素とする歯周病菌の働きが活発になり、歯周病も進行しやすくなります。

体調のよいときにこまめに歯みがきを行うようにしたり、洗面所だけでなく台所やリビングなど目につく場所に歯ブラシを置き気づいたらササッと磨いてみたり、、など工夫をするのもいいかもしれません!

妊婦さんが歯周病にかかると早産や低体重児出産のリスクが高まることがわかっています。生まれてくる赤ちゃんのためにも、妊婦歯科健診を受けることをおすすめします。


◆口臭が気になる、、!◆

歯に歯垢がたまるように、舌にも舌苔(ぜったい)と呼ばれる汚れがたまってきます。舌苔とは、食べかすや口の中の粘膜細胞の死骸、白血球など血液成分などが積もったもので、「口臭」の原因になると言われています。むし歯や歯周病もなく、歯みがきやフロスをしっかり行っているのに口臭があるときは、舌のお掃除をしてみましょう!

舌苔は、専用のブラシや舌クリーナーで取り除くことができます。舌に力を入れた状態で、専用のブラシを奥から手前に向かって数回優しくこすり、最後に水で口全体をすすぎます。強くこすりすぎると舌を傷つけてしまうことがあるため、方法がよくわからない方はぜひご来院ください(^ω^)


気になっていることの質問にもお答え出来ることがあるかと思いますので、いつでもお声かけください!





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