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免疫のお話3 免疫の要は腸‼︎

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こんにちは神戸市東灘区 のだ歯科医院 歯科衛生士 島田です。




新型コロナウイルス感染症の発生から1年以上が経ちワクチンも少しずつ出てきていますが、此処の自然免疫を高めることが重要だと言われています。自然免疫とは免疫細胞と病原菌が最初に出会った時の反応、攻撃の事をいいます。
自己免疫を高めて予防していきたいですね。
人は食事や呼吸によって病原体が体内に侵入してきますが、腸内の免疫細胞が病原体を撃退してくれます。

以前免疫のお話し第三弾で
「免疫力向上する為の食品」について5項目のうち①タンパク質②フィトケミカルについてお話しさせて頂きましたが今回は③腸内環境についてお話しさせて頂ます。

①タンパク質を効率よくとる
②フィトケミカルの凄さを知る
免疫力を上げる腸内環境の整え方
④病気やウイルスを予防する食品
⑤免疫力アップの食材


「腸内の健康が免疫力アップの要‼︎」





腸には3つの役割があります
①消化、栄養の吸収 (小腸)
②免疫機能 (小腸)
③有害物質の排除、解毒 (大腸)

腸内環境を整える=免疫細胞にとって快適な環境を作ることになります

免疫細胞とは白血球の仲間で体の中に侵入してきたウイルス、細菌などを殺滅し体を病気から守ってくれる強力な防衛機能です。
日本人の腸は全長約9メートル(小腸は約7メートル)もの長さがあり食べ物から栄養を吸収し病原菌の侵入を防ぐ働きを担っています。
小腸は栄養を吸収、免疫細胞が活発に働いています。大腸は水分を吸収し、有害物質を便として排除します。(便=口から入った栄養物質は水分を除いた3分の1が食べかす、3分の1腸内細菌、3分の1腸内粘膜です)
体内の免疫細胞の7割は腸に存在します
人は腸内に100〜300種類の腸内細菌が存在し、それぞれ役割があり、細菌のバランスは人によって異なります。生後3年で決まるといわれていますが、食事などで変えることも可能です。

免疫力が高く健康な状態を維持する為には腸内にいる「善玉菌2:悪玉菌 1:日和見菌7」の割合が理想で、このバランスが免疫細胞が活性化するといわれています。
日和見菌は善玉、悪玉菌優勢な方に味方するので、免疫細胞を元気に働かせるには善玉菌を優位に保つことが大切です。
年齢とともに善玉菌は減り悪玉菌が優勢になるので食事などで善玉菌を優位に保つよう意識して摂りましょう。
腸内環境が悪いと免疫力低下、癌、糖尿病、うつ、アレルギー、といった様々な病気が関与してくるので日常生活で気をつけていきましょう。
腸内細菌がいることで消化、吸収、免疫システムがしっかり機能します腸内細菌と上手に付き合うこと(バランス)が大切です。
そこで次回は善玉菌、悪玉菌、日和見菌の特徴や菌を増やすためには!増やさない様にする為には!などのお話をさせて頂きます。





身体、口の健康を保つ為には免疫は欠かせない役割です。

お口の中でお困りな事がございましたらご相談させて頂きます。御来院お待ち申し上げております。

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