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ドライソケットについて

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こんにちは。

神戸市東灘区 のだ歯科医院 歯科衛生士の大塚です。

今年は例年にない猛暑が続いておりますが、お障りなくお過ごしでしょうか。

今回は「ドライソケット」という状態のお話をさせて下さい。

親知らずを抜いた後の痛みというのは、日が経つに連れて痛みは和らいでいくものですが、稀に痛みが和らぐことがなく、だんだん痛みが強くなることがあります。

このような場合、「ドライソケット」という状態になってることがあります。



【ドライソケットとは】

ドライソケットとは、抜歯した穴が血で覆われることなく、お口の中で骨が剥き出しになっている状態のことを言います。

抜歯後何らかの原因で骨の上に血液が固まらなかったため、骨の上に歯茎ができず、骨の表面が露出した状態になるため、お口の中に物が入るとそこに直接当たるため強いお痛みを伴います。


【症状】

抜歯後23日後からお痛みが強くなる。

ズキズキと激しく痛む

特に飲食時の刺激で痛む


【原因】


1、強くうがいしたり、何度もうがいする

歯を抜いた後のうがいが最も大きな原因です。

抜歯後は口の中に血がにじむのが気になって何度もしてしまう方も多いと思いますが、うがいは固まり始めた血液を洗い流してしまいますので、なるべく優しくするように心がけてください。



2、喫煙をする

タバコには血液を収縮させる作用があるため、酸素がうまく運ばれず、傷の治りを遅らせてしまいます。

できれば抜歯後10日間は喫煙を控えるようにしましょう。



3、舌や指で傷口を触ってしまう

抜歯後は食べ物がつまったり、引っかかったりして気になるものですよね。

ですが、触る事で傷口が開いてしまったり、かさぶたが取れてしまったりするのであまり触らないようにしましょう。


【治療】

当院ではドライソケットになってしまった場合、患部にお薬を入れたり、内服薬での治療をおこないます。


もし気になる症状があったり、不安な事があればお気軽にご相談ください。

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