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コロナ禍での受診について

| 予防歯科



こんにちは!

神戸市東灘区 のだ歯科医院 歯科衛生士の川田です!


暑い日が続きますがいかがお過ごしでしょうか?

エアコンのついた部屋から出ると何もしなくても汗をかいてくるような温度ですが、コロナウイルスの感染対策でマスクはまだまだ外すことが出来ませんね(  _  


全世代にワクチン接種が行き渡るまでの間、感染リスクを恐れ、生命の危険も無いだろうと、歯科医院の受診を見送る方も多いかと思います。


また、むし歯に関しては「痛くなるまで歯医者さんに行かなくても平気」という人も多いのが現状です。

しかし、むし歯や歯周病を放置すると死に至る危険があるのです。

むし歯や歯周病による死亡リスクのあるものは次の4つ挙げられます。


1.誤嚥性肺炎

むし歯や歯周病の菌が睡眠中などに口内から気管に少しずつ入っていきます。免疫力の低下した高齢者の場合は、肺炎を起こして高熱・呼吸困難などの症状で衰弱死するケースも多くみられます。


2.骨髄炎

むし歯が進行して神経が死んでしまうと、根の先に病巣ができ、その部分から歯根膜炎を起こしむし歯菌が顎の骨に感染していきます。炎症が起きると歯茎から膿が出たり出血したりしますが、さらに進行するとむし歯菌が骨髄に感染して骨髄炎を起こし、高熱や嘔吐・全身倦怠などの症状が続き、やがて骨が壊死してしまいます。顎関節に近い場合は口が開かなくなり、生涯流動食になることもあります。


3.敗血症

骨髄炎が進行するとむし歯や歯周病菌など口腔内の菌が全身に運ばれていきます。むし歯や歯周病の治療を行わないと、常に菌が血管に流れて全身を巡り続けることになります。やがて血液が腐敗して敗血症になり、多臓器不全で死亡するケースもあります。


4.心筋梗塞

むし歯や歯周病を放置したり、歯の根だけの不潔な歯をそのままにしていると、むし歯菌や歯周病菌が食事の度に血管に圧入され、全身に流れていきます。やがて血流が悪くなって狭心症になり、心筋梗塞による突然死の原因となります。



このように、むし歯や歯周病による死亡リスクを見てみると怖くなりますよね、、


のだ歯科医院では、来院時の検温・手指消毒・毎患者様ごとのチェアの消毒等徹底しております。


皆様もコロナによる様子見で、お口の中の状態が悪化しないよう、口腔ケアにご来院ください^ ^

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