プロフェッショナルケアとセルフケア
2021/08/12 | 予防歯科
こんにちは!
神戸市東灘区 のだ歯科医院 歯科衛生士の森田です。
今回はお家で行う歯みがきなどのセルフケアと歯科衛生士が行うプロフェッショナルケアの違いについてお話しします。
✳︎プロフェッショナルケア
どんなに丁寧に磨いても、残ってしまう汚れがあります。お口の健康を守るには、かかりつけ歯科医を決め、定期的にチェックしてもらうとちょっとした変化にも気づいてもらいやすくなります。
「PMTC」(プロフェッショナル·メカニカル·トゥース·クリーニング)という、専門的な歯のクリーニングを行ってもらい、自分では取り除けない歯周ポケットの歯垢(プラーク)や歯石などを除去したり、歯垢をつきにくく
するために歯の表面を滑らかにしてもらいましょう。
✳︎セルフケア
歯ブラシで落とせる歯垢を取り除きお口の環境状態を整えることがセルフケアです。歯を「みがいている」と「みがけている」は意味が違います。1歯1本ずつ丁寧な歯みがきを心掛けて下さい。
歯ブラシは持ちやすいものを選び、毛先が開いたら交換しましょう。使用後は通気性のよい場所にヘッドを上にして保管しましょう。
◆歯磨きのポイント◆
歯ブラシの毛先を歯の 45度にあて、 軽い力で動かします。 (150~200 グラム)
1~2本ずつ小刻みに動かし、 一か所 20回ぐらいで、力を入れすぎないようにしましょう。
歯垢が付きやすいところは??
①奥歯の奥
②歯と歯の間
③噛む面
④歯と歯ぐきのすき間
歯と歯の間や奥歯の後ろなど、どうしても歯磨きだけでは歯垢を取り除きにくいところもあります。なので歯ブラシとプラスにフロスや歯間ブラシ、タフトブラシ(部分磨き用歯ブラシ)など補助的道具を使用して磨き残しを出来るだけなくすことを目標に上手に利用しましょう。
使い方や自分に合ったものがわからない場合はご相談させて頂くのでいつでもお声がけ下さい!