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歯を抜けたままにしていませんか?

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こんにちは!

神戸市東灘区 のだ歯科医院 歯科衛生士の森田です。


先日、患者さまよりお菓子を頂きました!ありがとうございます(^^)




みなさんはご自身のお口の中の歯の本数をご存知ですか?

歯の本数は親知らずを除く上下14本、合計28本の歯があります。(生まれつき一部の歯がない先天欠損、矯正治療のための抜歯を除きます)


歯を抜いてそのままにしておいて必ずしも痛みが出るわけでも、腫れるわけでもありません。実際、奥歯が1本抜歯になったとしても大きく口を開けなければ見た目に違和感も有りませんし、食事も会話も不自由はしないかもしれません。

しかし、そのままにしておくと様々な問題が出てきます。それはすぐに起きるものではありませんが、じわじわと時間をかけて、最終的に大きなトラブルとなって襲いかかってくる可能性があります。





歯を抜けたままにしておくと?

(1)対合歯の挺出 (抜けた歯と噛み合っていた歯が伸びてくる)

露出してしまった歯根はエナメル質に覆われておらず歯の中でも比較的柔らかい組織で

す。虫歯になりやすく、知覚過敏の症状を引き起こしやすい部位でもあります。


(2)隣接歯の傾斜 (抜けた歯の両隣の歯が抜けた歯のスペースに動き、傾いてくる)

傾いてしまった歯を元に戻し、正しいスペースに戻すためには全体的な矯正治療が必要

となります。




(3)噛み合わせの変化

対合歯の挺出、隣接歯の傾斜により噛み合わせのバランスが崩れてしまいます。

噛み合わせの変化により顎の位置自体が偏位し、顎関節に症状が出る場合もあります。


(4) 歯茎の位置が下がる

歯の根の周りで歯を支えていた骨が機能しなくなり、高さ・幅共に骨量が減少してしまいます。すると歯槽骨の周りにある歯茎の位置も下がります。


(4) 顔の輪郭が変化したり、シワが増える

歯の喪失、歯を支えてる骨の減少、歯茎の低下によって頬がこけて見えてしまうことがあります。また、前歯部の場合は口元のボリュームが減りほうれい線が深くなります。


歯を失う原因の多くはむし歯や歯周病。それらを防ぐことで歯を失わないで済む可能性がでてきます。もし不幸にも歯を失ってしまったら、歯科治療でよく噛めるお口に調えておく必要があります。抜いたところを補う方法はブリッジ、インプラント、入れ歯、移植といろいろあるのでぜひ当院でご相談させてください。

「抜歯後そのまま放置してしまってる」と心当たりのある方は早めに治療する様にしましょう!

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