免疫のお話 「食材」 前編
2021/12/09 | 未分類
免疫のお話 「食材」前編
こんにちは、神戸市東灘区 のだ歯科医院の歯科衛生士 島田です
2021年も残すところわずかとなりました。今年も新型コロナウイルスに翻弄された一年でしたが、来年こそは今までの生活を取り戻せると信じて頑張りましょう。
以前から免疫のお話しをさせて頂いてますが
今回は免疫力を上げる食材や、食べかたなど14品目(前編7品、後編7品)についてお話しさせて頂きます。
それぞれの食材にA:栄養素、B:効果、C:食べ方について上げさせていただきます。
① トマト
A: リコピン、ビタミンA、C、E
B: 抗酸化作用、免疫のバランスを整えやすくする、老化防止、がん予防、血液循環の改善
C: 油や乳製品と一緒に取る、加熱すると体に吸収率アップ(トースターで簡単!焼きトマトのチーズのせ)
②ニンジン
A: β-カロテン豊富、ビタミンAカリウム
B: 皮膚や粘膜を保護
C: 油と一緒に調理すると吸収率アップ(ビタミンは熱に弱いので加熱を素早く!)
③ピーマン
赤ピーマン
A: βカロテン、ビタミンC
B: 感染症予防、免疫力アップ
C: 生で食べる(サラダ)
緑ピーマン
A: ポリフェノール(クエルシトリン)、ビタミンC
B: 高血圧予防、新陳代謝を高める
C: 油や肉と一緒にとると効果的(ピーマン肉詰め)
黄ピーマン
A: αカロテン
B: 美白効果、抗酸化作用
④タマネギ
A: 食物繊維、ケルセチン、アリシン
b: ビタミンB1の吸収を高め疲労回復効果(アリシン)、血液をサラサラにする(ケルセチン)
C: 切ったら15分おく(アリシンは熱に弱いが15分おくと防ぎやすくなる)、水にさらさない(アリシン流れてしまう)、豚肉はビタミンB1豊富なので一緒に調理する(酢豚、炒め物)
⑤ ごぼう
A: ポリフェノール(タンニン、クロロゲン酸)、食物繊維(イヌリン、リグニン)
B: 抗酸化作用、免疫力アップ、血糖値の上昇を防ぐ、コレステロール吸収抑制、発癌抑制
C: 皮はむかないで(有効成分たっぷり)、乱切りやささがきがおすすめ(切り口にリグニンが多く発生します)、アク抜きは水で5分以内酢水で1〜2分(水につけた時出てくる茶色はポリフェノールです栄養素が流れ過ぎない様無駄なく栄養摂取しましょう)
⑥キャベツ
A: ビタミンC・U(外側の葉)、イソチアネート、インドール(芯)
B: 免疫細胞の活性化、発癌抑制(イソチアネート)、胃の抗酸化作用、解毒作用(インドール)
C: トンカツにキャベツの千切り(肉の脂っぽさで胸焼けを抑える)、胃が弱っている時(胃薬に感じます)、葉から芯まで捨てる所無し‼︎
⑦チョコレート(ダーク)
A: カカオ、ポリフェノール、食物繊維、テオプロミン
B: 肌老化防止、動脈抗酸化防止、便通促進、免疫力維持、脂肪蓄積抑制
C: ミルクチョコよりカカオ70%以上のものを(糖質少なめのダークチョコ ‼︎) 一度に食べても効果無し一日に1〜2片を目安にしましょう
お買い物、お食事の時少し参考にしていただければと思います。偏り過ぎずバランス良く摂取しましょう!
色々な食べ物があるので後編でもご紹介させて頂きます♪