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のど飴を舐めすぎていませんか?

| むし歯



こんにちは!

神戸市東灘区 のだ歯科医院 歯科衛生士の川田です。


がくっと気温が下がり乾燥も日々感じながら暮らしておられる方も多いのではないでしょうか?


この時期になるとお肌の乾燥だけではなく、喉の乾燥も気になり頻繁にのど飴を舐める患者様が増えてきます。

のど飴を舐めると喉のイガイガも緩和されて、ついたくさん舐めてしまいますよね。


しかし、のど飴の舐め過ぎは虫歯のリスクがとても高くなるのです!(もちろん普通の飴もです)


突然ですが、皆さんはステファンカーブという言葉を聞いたことはありますか?

ステファンカーブとは、人間のお口の中のpH(ペーハー)変化をグラフで表したものです。

pHとは、酸性とアルカリ性の値を表したもので、このpH値はお食事をするたびに変化します。


歯は1日の中で、酸で歯の成分が溶け出す「脱灰」と溶かされた歯の成分が唾液によって戻る「再石灰化」を繰り返しています。




上のグラフのように、規則正しい食事をした場合、食後に酸性に傾いたお口の中が唾液の作用により中性に戻ります。


しかし、下のグラフのようにお菓子やジュースなどをちょこちょこ酸性の強いものを摂取していると、唾液の作用も追いつかず常にお口の中は酸性に傾いたままになってしまいます、、!

この状態が続くとむし歯ができやすくなってしまうのです(T_T)


のど飴は特に、なくなったらまた舐めてと常に口に入れていることが多いため、乾燥予防に摂取するには13粒までなどと上限を決めたりノンシュガーのものを選んだりと、少し気にして摂取してみてください(^ ^)




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