デンタルフロス
2022/04/20 | 予防歯科
こんにちは、
神戸市東灘区 のだ歯科医院 歯科助手の那須です。
今回はフロス(糸ようじ)の使い方についてお話します。
フロスは糸巻きやY字型などさまざまな種類があります、種類と特徴、使い方についてご紹介させていただきます。
フロスとは、弾力性のある細い繊維を束ね糸状にした清掃用具で、
若年者や健康な歯肉でみられる歯の接着点の上下にできる隙間が狭い部位に使用します。
フロスを大きく分けると指に巻き付けて使用する《糸巻きタイプ》、ホルダーフロスが取り付いてある《ホルダータイプ》の2種類があります。
《糸巻きタイプ》はワックスでコーティングされている「ワックスタイプ」とコーティングされていない「アンワックスタイプ」があります。
「ワックスタイプ」は歯間部を滑りやすく切れたりほつれにくいですが、「アンワックスタイプ」は繊維が広がり歯面に密着させやすいです。
使い方は30〜40cm程度に切り出し、両手の中指に2〜3回巻き付けます。
下顎の場合は両手人差し指の先、上顎の場合は親指と人差し指の先で指先の間1〜2cmでフロスをピンと張ります。
歯と歯の間にフロスを入れ、歯の側面に沿わせのこぎりを引くように動かしプラークを除去します。
《ホルダータイプ》はホルダーの形態から「F字型」と「Y字型」の2種類があります。
糸巻きタイプよりは使いやすいのでこちらを好まれる方が多いです。
使い方は糸巻きと同様です。
当院では3種類のフロスを販売しており、Y字型フロスをおすすめしています。
糸巻きタイプは2種類ありREACHは一般的な糸巻きフロス、BUTLERはスレッド部がありブリッジ・インプラント・歯列矯正の隙間に入れやすくなっています。
使い方が分からない、1番奥はどうしたらいい?など分からないことがあれば衛生士がやり方をお伝えしますのでお声かけください。
購入のみも可能ですのでいつでも受付にお声かけください。