歯を失えば人生が変わる?
2022/07/01 | 予防歯科
こんにちは。
神戸市東灘区 のだ歯科医院 歯科衛生士の大原です。
いよいよ夏が近づいてきましたね^ ^
熱中症にならないよう、こまめに水分補給を行いましょう!
鰻、スイカ、夏野菜、岩牡蠣、、、夏も美味しいものが沢山ありますね!
歯は人生の大きな楽しみである「食事の楽しみ」と大きく関わってきます。
しかしながら、むし歯や歯周病などで歯を失ってしまうと、これまで当たり前に食べられていたものが食べられなくなり、歯の本数によって、食べられる物が大きく制限されます。
歯の本数と食べられるものの一例をご紹介したいと思います。
~歯の本数と食べられるものの一例~
18~28本 フランスパン、たくあん、酢蛸、スルメイカ
6~17本 レンコン、かまぼこ、おこわ、せんべい、きんぴらごぼう等
0~5本 バナナ、うどん等
歯には、奥歯には奥歯の、前歯には前歯の役割があり、どれが欠けても食べ物をおいしく食べることができません。
歯の本数が少なくなればなるほど、固くて食感のある食べ物が噛めなくなり、咀嚼の必要が少ないもの、柔らかいものしか食べられなくなってしまいます。
また歯の残存数が20本以上ある人に比べ、歯がなく入れ歯やインプラントで、歯のない部分を補っていない人とでは、噛むという脳への刺激が低下し、認知症になるリスクや転倒リスクが高くなると言われています。
「たかが歯が無くなったくらいで、人生が変わる」なんて大げさに感じた方もおられるかもしれません。
しかし、歯を多く残す事で、生涯美味しい食事を楽しむことができますし、何より健康維持ができます。
楽しい人生を送る為にも、定期的に歯の検診を受け、1本でも多くの歯を残せるようにしましょう!!