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ボツリヌス注射

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こんにちは、神戸市東灘区のだ歯科医院歯科衛生士の川田です


ここ数日、やっと秋の涼しさを感じる様になりましたね過ごしやすく、気持ちも落ち着いてきたという方も多いのではないでしょうか


当院では、診療後に院長含めスタッフの皆とご飯を食べに行くことが度々あるのですが、先日は焼肉をご馳走して頂きました


お仕事終わりに皆で楽しく食べるお肉は特別美味しく感じますね(^ν^)


何歳になっても美味しくごはんを食べるには、歯が大事ですよね


最近、患者様から「朝起きた時に顎が怠い」というお話を聞くことがよくあります。


前回のブログでも歯ぎしりについて書かせて頂いたのですが、起床時の顎の怠さの原因は、就寝時の歯ぎしりも1つと考えられ、日中の食いしばりも原因となります。

歯ぎしり・食いしばりによって、顎関節症になったり詰め物被せ物の脱落、歯が欠けるなどの影響がでてきます。


今までは対策として、マウスピースの装着や顎のマッサージ、食いしばりに気付いた時には力を抜くという対策をして頂いていたのですが、当院では、ボツリヌス注射の治療もしております


ボツリヌス注射と聞くと美容でのイメージが大きい方がほとんどかと思いますが、最近では歯科治療の一環として行われており、当院でも歯を食いしばる力を緩める方法としてボツリヌス注射の推奨もしております


ボツリヌス注射の治療とは、ボツリヌス菌から抽出されるタンパク質の一種で神経に作用し、筋肉の働きを緩める状態にする作用を持つので、この作用を利用して、簡単に言えば注射した部位を働かない様にすることで、強すぎる筋肉緩めて歯ぎしり・食いしばり・顎関節症を防ぐという効果を得られる治療です。

ボトックス注射と言われたりもしますが、ボトックスは商品名なので、正しくはボツリヌス注射です。


ボツリヌス注射を行うことで今までマウスピースの装着が苦手だった方は咬筋の働きを弱めて顎関節に負担をかけずに治療ができ、食いしばりや緊張による肩こり・頭痛の改善、歯が欠けることの防止、詰め物被せ物の脱落防止などのメリットがあります。


デメリットとしては、硬いものや弾力性のあるものが噛み切りにくかったり、寝ている間によだれが垂れてた...という方もおられるようです。

私も、ボツリヌス注射をしたのですが、起床時に「食いしばってたな〜(´-`)」という感覚がなくなり、こんにゃくなど弾力性のあるものが少し噛み切りにくいと感じた程で日常に支障はほとんどないと感じました


就寝時にマウスピースを付けずに、歯を守れると思うととても気が楽ですよね


また、顎関節症の症状の1つである肩こりや頭痛が改善されるだけでなく、エラの張りや首のむくみも解消して顔全体の印象がすっきりとすることもあるそうです。。。(^ν^)


当院でのボツリヌス注射の治療は、130,000円(税別)で治療の予約時間としては30分取らせて頂きますが、治療自体は515分程でおわります。ボツリヌス注射の効果は36ヶ月続くと想定されています。


ボツリヌス注射の治療はまだ歯科医院では行われていないところも多いです。しかし、当院ではボツリヌス注射の治療が出来ますので、今までマウスピースの装着が苦手だけど続けていた方、ずっと歯ぎしり・食いしばり・顎関節症などに困っておられた方、ボツリヌス注射が気になる方は是非のだ歯科医院へご来院下さい(^ ^)

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