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また虫歯に!なぜ?

| むし歯

こんにちは、神戸市東灘区のだ歯科医院歯科助手の那須です


最近は少し肌寒い日や8月のように暑い日があり、なかなか体調管理が難しい日が続いていますね(._.)

台風も発生しているみたいなのでお気をつけください


皆さんは虫歯の治療したのにまた虫歯になった経験ありませんか?

治療したからもう虫歯にならないだろうと思われている方がいらっしゃるのですが、実は虫歯は繰り返されます。

『リピーデットレストレーションサイクル』という言葉があり、そのサイクルを表した絵がこちらです。



健康な歯が小さな虫歯になると、虫歯の部分を削り接着剤をつけ白い樹脂をつめることができるのですが、つめてもそのフチから虫歯になることがあります

虫歯の範囲が小さければ同じように白い樹脂でつけることができるのですが、

虫歯の範囲が大きいと樹脂だけでは強度が弱いので小さい金属の詰め物をします。

これもまたフチから虫歯になることがあります、

このように何度も虫歯を繰り返し範囲が大きく神経まで達していると神経を取らないといけなくなります

神経を取り、根っこの中が綺麗になれば、

ゴム栓のような物で空洞を防ぎ土台を立て被せ物をします

神経の治療をしても被せ物のフチから虫歯になったり、根が割れてしまったり、根の先に膿が溜まることもあります。

その場合は被せ物と土台を外し、また神経の治療と同じ治療をしなければいけません(°_°)

神経の治療はヤスリのような物で根っこの中をガリガリとお掃除するので歯の厚みがどんどん薄くなっていきます。

薄くなると強度が無くなるのでできて3回が限度だと言われています。

3回超えると最悪歯を抜かないといけなくなります、

歯抜きたくないですよね?(;_;)

抜いてしまうと、小さい入れ歯・隣の歯を削り2.3本重なった被せ物・インプラントの3つの選択肢のみになります。


修復物には使用平均年数があり保険の修復物は

白い樹脂と小さい金属の詰め物ので5年、

被せ物で7.8年と言われています。

平均的に見ると意外と短いんです(._.)

この使用年数を伸ばすにはどうしたらいいかと言うとフチからの虫歯を防ぐことが大切です


保険制度の関係で時間や使える材料が限られてしまいますし、ルーペ等を使わず肉眼での治療では細かいところを見落としてしまったり、段差ができ、治してもまた虫歯になってしまうことがあります。

ですが、自費治療だと時間をしっかり使え、保険診療では使えない材料を使うことができ、より丁寧で精度が高い治療が行えるのでフチをより合わすことができ、虫歯になるリスクを減らすことができます

結果的に何度も再治療せずに済み、歯を長持ちさせることができます

自費治療はお金も時間も掛かるイメージを持たれている方がいらっしゃるのですが、歯の寿命を考えると自費治療も良い選択肢であると思います


詰め物、被せ物にもたくさん種類がありますので気になる方はいつでもご相談ください(^^)

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